いいものだけをオホーツクから!北海道オホーツクの地域ブランド商品を産地直送で
          いいものオホーツク通信
「いいものオホーツク通信」は食を中心にしながらも、オホーツクの様々な魅力ある情報をお伝えしてまいります。発行は不定期ですが、お楽しみにしていてください。
【第9号】
☆■■■■■■■■■■■■■■■■いいものオホーツク通信第9号■
■■☆■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■☆■■■■■フェルミエの原点的チーズが北オホーツクに■■■
■■■■☆■■☆■「ゆう子のチーズ小屋」をご紹介します。■■■■
■■■■☆■■☆■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2007年5月28日■
――――――――――――――――――――――――――――――――
いいものオホーツク通信のバックナンバーはこちらから
http://www.okhotsk.biz/tuusinn8.html
――――――――――――――――――――――――――――――――

オホーツクの春を告げる。その3“桜、雪、水芭蕉、チューリップ・・・” 

 5月20日の日曜日、オホーツク地方には雪が降りました。私はこの日、
内陸の滝上町から、海岸部の紋別市を一日かけて回っていたのですが、何と
午後の2時を過ぎても、紋別市内の小高い山「大山」周辺には10センチ以
上の雪が残っていたのです。(唖然としながら、溜息!でした。)

 24日のラジオでは、日本の桜前線の終着点・根室市で「千島さくらが満
開です。」とのアナウンスがありました。沖縄はもう入梅ですのにね。本当
に日本というのはとっても多様な国なのだなぁと、実感します。

 今オホーツクはすごいです。花が満開です。梅、桃、桜が本当にいっぺん
咲くのですよ!それにこぶし、もくれん、スミレ、チューリップ、ツツジ、
タンポポ、水仙、すずらん、嗚呼!もうどうしようというくらい次から次へ
と花が咲きます。

 その中でも一際美しい姿を見せるのが、水芭蕉ではないでしょうか。まさ
に水辺の妖精のように純白のベールを身に纏って、スウッツと立っているの
です。
 とてもよい写真が撮れました。この美しさ、言葉は要りませんね。女満別
湖畔の水芭蕉です。

http://www.okhotsk.biz/

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆◇◆北オホーツク=宗谷から、ゆう子さんのチーズをご紹介します◆◇◆

      −酪農家であることを大切にする、フェルミエ−
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 オホーツク圏というのは実に広いです。オホーツク海の影響を受けるという
ことでは、北は稚内から南は千島列島の延長線までに及びます。

 そんな中でも、行政的には宗谷支庁と呼ばれる北オホーツクには、独特の気
候風土が存在しています。さしたる高い山のない北オホーツクは東からはオホ
ーツクの風が、西からは日本海の風がビュウビュウと吹き荒れます。そんな強
風のせいなのでしょう、大きな木を見ることは稀です。

 「ゆう子のチーズ小屋」のある浜頓別町も実に風の強いところです。この町
にはこの強い風を利用して4台の風力発電風車が回っています。

 また日本最北の冷涼な気候とあいまった厳しい気象環境の下では、高エネル
ギー・高カロリーな飼料作物を栽培することはとても難しく、畑作はほとんど
行われていません。実に耕地の99%以上が草地。その中でのんびり、そして
タップリと牛達に牧草を食べさせる放牧主体の酪農が行われています。

 「ゆう子のチーズ小屋」を運営する前田ゆう子さんも、つれあいの仁志さん
とお二人で「牛達が喜ぶ牧草を食べさせよう」と奮闘しています。ゆう子さん
が自分の作業場を「工房」と呼ばず「チーズ小屋」と言い切るのも、酪農家と
して「牛達が喜ぶ牧草を作る」ことを優先し、チーズはその恩恵だと考えるか
らです。

 そんなゆう子さんの放牧地では、もう20年以上も化学肥料を使っていませ
ん。ゆう子さんは「化学肥料で育った牧草を牛達は喜ばない」といいます。美
味しい牧草を食べた牛から搾られる牛乳が美味しく、美味しい牛乳から作られ
たチーズが美味しくないはずがありません。

 チーズ小屋に親と一緒に来た赤ちゃんが、ゆう子さんのチーズをバクバクと
食べるのを見たとき、自分の作るチーズの美味しさを確信したといいます。
そのエピソードの通り、ゆう子さんのチーズは「シンプルに美味しい」という
表現がぴったりです。「誰もが素直に美味しいといえる」「美味しい以外の要
素がまったくない」、爽やかでピュアーな味わいは、本当に毎日食べたくなる
チーズなのです。

 でもごめんなさい!ゆう子さんのチーズは8月にならないと食べられません!
6月、7月は一年中で酪農家が最も忙しい時期。牛達が喜ぶ牧草作りに専念し
ています。7月が過ぎて、ゆう子さんはやっとチーズ作りを始められます。
 どうかそれまでもう少しお待ちください。

そんなゆう子さんのチーズをこちらで紹介しています。

http://www.okhotsk.biz/yuukonokoya.html


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇◆いいものオホーツクは「オホーツク食堂」プロジェクトを応援します◆◇

 −オホーツク食材探し、新しいオホーツク料理作りにご協力ください−
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 いいものオホーツクがめざすものはオホーツクの地域ブランド力を高め、多
くのオホーツクファンを作ることです。「食の王国」としてオホーツクの地域
アイデンティティに育てようとする「オホーツク食堂」プロジェクトには手放
しで応援します。

 そこで、皆さんにお願いです。オホーツク食堂ではオホーツクの価値ある食材、
そしてそれらを使った新しいオホーツク料理レシピを公募しています。皆さんが
出会った忘れがたい素材や料理、もう一度食べてみたい料理など、皆さんの心に
残っているオホーツクの食に関する情報もお気軽にお知らせください。

オホーツク食堂プロジェクトへはトップページ北福人のバナーからどうぞ
http://www.okhotsk.biz/

=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=
▲▽▲▽「いいものオホーツク通信」の配信を希望されない方は▲▽▲▽
=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=−=

ご面倒ですが、「通信の配信不要」と明記の上、master0429@okhotsk,biz
にメールをご送信下さい。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
オホーツクの地域ブランド応援サイト
いいものオホーツク
http://www.okhotsk.biz
お問合せは master0429@okhotsk,biz
店長 廣井幸治まで
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。