引続き日本全国から
会員を募集しています!
負けるな地元!さらに元気を!
2006年4月20日、北海道ちほく高原鉄道鰍ヘふるさと銀河線の最終便到着をもって運行を停止し、網走本線としての開業以来95年にわたる鉄道の歴史を止めてしまいました。私どもは、ふるさと銀河線再生ネットワークとして、継承会社によるふるさと銀河線の運行をめざしてきましたが、残念ながらその実現はかないませんでした。
しかし、私たちそして私たちを支援していただいた多くの皆さんが抱いた「沿線住民の足がなくなる」、「沿線地域の過疎化が進む」という危惧は、まさにこの時点から現実の問題として進行を開始したのです。「沿線住民の足を守る」、「沿線地域の過疎化を阻む」ための取組みを今こそ開始しなければならないのです。
訓子府町のよさこいソーラングループ「銀河生粋」はふるさと銀河線の廃線とともに、自らの活動も停止すると宣言しました。しかし、彼らは「ふるさと銀河線がなくなることで、人の気持ちが落ち込み、地域が落ち込んではならない」と、「ありがとう銀河線・負けるな地元!さらに元気を!」をスローガンに「YOSAKOIソーラン・オホーツク支部大会」の訓子府町開催に奔走し、実現させたのでした。
「ふるさと銀河線再生ネットワーク」が、「ふるさと銀河線沿線応援ネットワーク」へとその名称を変えたのは、沿線住民の足を守り、沿線地域の過疎化を阻む取組みは沿線住民の主体的取組みなしに実現しないとの思いからです。「ありがとう銀河線・負けるな地元!さらに元気を!」との取組みに、私たちは惜しみない応援をしようと思います。
観光鉄道とDMVによるふるさと銀河線の復活を!
幸いにも、知床の世界遺産登録によって道東には大きな観光の波及効果が生まれています。十勝への入口である陸別町ではふるさと銀河線車両の「動態保存公園」が残ります。このことは、知床と十勝を結ぶ観光鉄道として、ふるさと銀河線が復活する可能性を私たちに与えてくれるのです。
さらに、JR北海道は2007年からDMV(注:二種類の車輪を使い分けて、レールと一般道の両方を走れるようにした車両)の営業運転を開始します。夢としてではなく、現実の交通機関として、住民生活と密着したDMV運行が可能となるのです。
再生にかけた思いを再び復活のために!
私たちは、観光鉄道とDMVにより、沿線地域の振興と沿線住民の足を確保することをめざします。ふるさと銀河線再生にかけた皆さんの思いを、ふるさと銀河線復活のために再び結集していただけますよう心よりお願いを申上げます。
ふるさと銀河線沿線応援ネットワークでは、「ふるさと銀河線再生ネットワーク」から継続して会員登録をお願いするとともに、新たな会員の募集を行っております。
|